縦譜
読み:たてふ
縦譜は、音や奏法を表す文字・数字・記号を縦方向に並べ、上から下へ読み進める楽譜形式です。箏や三味線の伝統的な楽譜で広く見られます。
箏の楽譜では、弾く絃を一、二、三、斗、為、巾などで示し、奏法記号や拍の区切りを添えます。三味線では勘所、糸、撥の方向、左手奏法などを流派独自の記号で表します。
縦譜は五線譜のように音の高さを図形的に示すものではなく、楽器上の操作を直接示すタブラチュアの性格が強い楽譜です。同じ曲でも流派や出版社によって記号体系が異なるため、凡例を確認する必要があります。
現代作品では横書き譜や五線譜も使われ、縦譜と併記されることもあります。