三味線 / 奏法・技術 / 楽譜・記譜法

勘所

読み:かんどころ

勘所は、三味線の棹の上で左手の指を置き、目的の音程を作る位置を指します。三味線にはギターのようなフレットがないため、奏者は棹の目印、手の形、前後の音との関係、耳で聴いた音程を手がかりに正確な位置を取ります。

同じ番号や名称で示される勘所でも、調弦や使用する三味線、楽譜の方式によって実際の音高が変わることがあります。また、糸を強く押し込みすぎると音程が上ずり、弱すぎると音がかすれます。

初心者は目だけで位置を探すのではなく、開放弦との音程関係を聴きながら練習すると、移動しても安定した勘所を取りやすくなります。