十七絃
読み:じゅうしちげん
十七絃は、17本の絃を持つ低音用の箏です。宮城道雄が20世紀初頭に考案し、従来の十三絃箏では出しにくかった低音域を補う楽器として、現代邦楽や箏合奏で重要な役割を担っています。「十七弦」と表記されることもあります。
十三絃箏より胴が大きく、太い絃を張るため、深く豊かな音が得られます。合奏では低音の旋律、持続音、リズムの土台などを担当しますが、独奏曲も作られています。
演奏の基本は箏と共通しますが、絃の張力や間隔、楽器の大きさが異なるため、爪の当て方や左手の押し方には十七絃特有の感覚が必要です。