本チラシ
読み:ほんちらし
本チラシ(ほんちらし)は、地歌・箏曲の手事物において、手事の終結部に置かれる器楽部分です。中チラシを経たあとに演奏され、手事全体を本格的に締めくくり、後歌へ移る役割をもちます。
曲によって構成は異なりますが、「手事―中チラシ―本チラシ」のように区分される場合があります。中チラシがいったん終結へ向かいながら再び音楽を展開させる部分であるのに対し、本チラシは手事の最後をまとめる部分にあたります。
本チラシは「後チラシ」と呼ばれることもあります。ただし、一曲の中に複数の手事やチラシがある場合には、最後のチラシを特に「後チラシ」と区別して呼ぶことがあります。