地歌・箏曲 / 奏法・技術 / 箏・三味線共通

弾き歌い

読み:ひきうたい

弾き歌いは、演奏者が箏や三味線を演奏しながら、同時に歌うことです。地歌や箏曲では基本的な演奏形態であり、楽器の旋律と歌の節回しを一人の身体で結び付けます。

歌と手が常に同じリズムで進むとは限りません。楽器が細かな音を刻む間に歌が長く伸びたり、歌の息継ぎと楽器の間を調整したりする必要があります。そのため、まず歌と楽器を別々に覚え、次に言葉の位置、撥や爪の動き、呼吸を対応させる練習が行われます。

弾き歌いでは、声量だけでなく、歌詞の発音、節の揺れ、楽器との音量バランスが重要です。合奏では、誰が歌うか、複数人で歌うかによっても全体の聞こえ方が変わります。