三味線 / 奏法・技術 ハジキ 読み:はじき ハジキは、棹上で糸を押さえている左手の指を使い、糸を横方向へはじいて音を出す奏法です。右手の撥音とは異なる軽く鋭い音が得られ、装飾音や細かな旋律の動きに用いられます。 糸を棹から大きく引き離す必要はなく、指先で糸を適度にとらえて放します。動きが弱いと音が出ず、強すぎると音程が乱れたり左手の移動が遅れたりします。 ハジキの記号や用い方は流派・ジャンルによって異なります。前後の勘所を正確に押さえたうえで、撥音との音量差を曲の表現に合わせて調整します。 関連する用語 ウチ うち ウチは、三味線の左手の指を糸へ打ち付け、右手で弾かずに音を出す奏法です。 → 勘所 かんどころ 勘所は、三味線の棹上で音程を作るために糸を押さえる位置です。フレットがないため、耳と手の感覚で取ります。 → 糸 いと 糸は三味線に張る3本の弦です。太い順に一の糸、二の糸、三の糸と呼び、調子に合わせて音程を整えます。 → 棹 さお 棹は三味線の細長い部分で、左手で糸を押さえて音程を作る場所です。太さにより細棹・中棹・太棹に分かれます。 → 三味線 しゃみせん 三味線は、細長い棹と皮を張った胴を持ち、3本の糸を撥や指で弾いて演奏する日本の弦楽器です。 → 用語集一覧へ戻る