調弦
読み:ちょうげん
調弦は、演奏前や曲の途中に、楽器の各絃・各糸を必要な音程へ合わせることです。箏では柱の位置を動かして各絃の音程を整え、三味線では糸巻きを回して3本の糸の張力を調整します。
箏には平調子、雲井調子など多くの調弦があり、同じ名称でも曲や流派によって細部が異なる場合があります。三味線では本調子、二上り、三下りが基本となり、歌い手の声域や合奏相手に合わせて一の糸の実音を決めます。
チューナーは便利ですが、邦楽器の調弦では開放弦同士のうなり、同音・八度の響き、曲中の押し手や勘所との関係も重要です。演奏中は温度、湿度、糸の伸びによって音程が変わるため、必要に応じて調整します。